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  2004/10/23  田中宏和
インクリメント/デクリメント編
◆演算子とは?
プログラミングにおいて、演算方法を指示する記号のことです。演算の対象となる値や変数はオペランドといい、「x + 100」の場合「+」が演算子で、「x」、「100」がオペランドです。
◆ここでの環境
OS Windows XP
J2SE SDK 1.4.2_04
◆インクリメント/デクリメント演算子
1を足したり、引いたりする演算はよく使用されるので専用の演算子が用意されています。1を足すことをインクリメント、1を引くことをデクリメントと呼びます。インクリメントを行うには変数の前か後に++演算子を付けます。これをインクリメント演算子と呼びます。デクリメントを行うには変数の前か後に--演算子を付けます。これをデクリメント演算子と呼びます。変数の前に演算子を付けた場合と変数の後に演算子をつけた場合とでは意味が違うので注意しなければなりません。
演算子
使用例
説明
++ ++x xに1を足した後に式を評価します
++ x++ 式を評価した後に1を足します
-- --x xから1引いた後に式を評価します
-- x-- 式を評価した後に1を引きます。
演算子を変数の前につけた場合と後につけた場合の違いを簡単な例で説明します。
[例] 前に付けた場合
int x = 10;
int y = ++x;
xは11、yは11になります。xに1を足した後にその値をyに代入する動作になります。
[例] 後に付けた場合
int x = 10;
int y = x++;
xは11、yは10になります。xの値をyに代入した後にxに1を足す動作になります。
 
■サンプルプログラム
Enzanshi4.java(ここからダウンロード)
public class Enzanshi4 {
  public static void main(String[] args) {
    int x;
    int y;
    x = 10;
    y = ++x; // 前に付けた場合
    System.out.println("**前に付けた場合**");
    System.out.println("変数xの値は " + x + " です。");
    System.out.println("変数yの値は " + y + " です。");

    x = 10;
    y = x++; // 後に付けた場合
    System.out.println("**後に付けた場合**");
    System.out.println("変数xの値は " + x + " です。");
    System.out.println("変数yの値は " + y + " です。");
  }
}
■コンパイルと実行
コマンドプロンプト
C:\JavaHello\Basic\Operator>javac Enzanshi4.java

C:\JavaHello\Basic\Operator>java Enzanshi4
**前に付けた場合**
変数xの値は 11 です。
変数yの値は 11 です。
**後に付けた場合**
変数xの値は 11 です。
変数yの値は 10 です。

C:\JavaHello\Basic\Operator>

おおお!インクリメントできましたね!
 
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